【草津】「エトやエトやエトエトやー」、老杉神社の無形民俗文化財、頭屋(トウヤ)行事が2/15(月)の早朝から行われます。
※写真は滋賀県神社庁ホームページより
滋賀県選択無形民俗文化財「老杉神社の頭屋行事」が行われます
2月15日(月曜)の早朝より老杉(オイスギ)神社において「老杉神社の頭屋(トウヤ)行事」が行われます。これはその年の豊作を祈願する予祝行事で「エトエト祭り」といわれ、左義長に火が付けられるとともに境内の各社には数多くの神饌(シンセン)が供えられます。
とき
平成28年2月15日(月曜)
午前6時ころ(左義長)から午前9時30分ころところ
老杉神社境内(草津市下笠町1196)ほか内容
当日は、今年の当番となった「村」の人々が数々の神饌をたずさえ列をなし「エトやエトやエトエトやー」と声をあげつつ、午前6時には老杉神社一の鳥居に到着します。二の鳥居近くを通るころ神社前の左義長に火が付けられ、続いて境内に入った一行は決められた場所に、決められた順に神饌を供えます。
午前8時ころになると拝殿に置かれていた蛇縄が鳥居に吊り下げられ、午前9時からはすべての村の代表者が拝殿に着座して神事がとり行われます。こ の行事を一年交代で受け持つ「村」は、集落の配置とは関係なく決められた組織(宮座)であり、中世以来続くものとされています。また行事に参加する「オトナ」と呼ばれる人々は8つの各「村」の代表者です。一連の行事は当番村の最年長の「オトナ」が務める「頭屋」を中心にとり行われ、数々の神饌も数日前から頭屋で準備されます。
これらの行事は古風を伝える貴重な事例であり、昭和63年(1988)に滋賀県選択無形民俗文化財に選択されています。その他
雨天でも実施される予定です。
同神社の駐車場は台数が限られておりますのでご注意ください。
◎草津市役所ホームページより
古くから伝わる神事を目にすることができる貴重な機会ですね。
とはいっても月曜日の早朝から・・・
行うのも観るのも大変なスケジュール。
スケジュール的にも、というと変かもしれませんが、伝統行事を受け継いでいくことの大変さを感じます。
左義長ってなんだろ?と思われた方、どんど焼きみで火をつける三角のあれですよ。
滋賀県神社庁ホームページでは
2月10日 えとえと祭り農耕と祭神速素盞命に係わり、五穀豊穣、厄除、家内安全を祈願して行われる。8宮座あり、輪番で当番宮座が神事奉仕する。十日は内清め(神事元宅で修祓)。12日は道具揃えと蛇縄縫い。 13・4日は古式神饌調理。15日は午前6時に神饌持参のうえ社参し、神饌献持。10時にえとえと祭りを執り行う。
と紹介されています。
エトエト祭りは2/15ですが、色々準備もあるようですね。
老杉神社はここ
(ぺっこ)