【草津】5月に日本地質学会に選定された県の石、早速琵琶湖博物館で強化展示!2.6kgのトパーズは資料保護のため6/12までの限定!
【期 間】 2016年(平成28年)5月27日(金)~7月6日(水)
(一部標本は資料保護のため6月12日まで)【開館時間】 9:30~17:00(入館は16:30まで)
【場 所】 A展示室:コレクションギャラリー
【観 覧 料】 常設展示観覧券でご覧いただけます。
【内容】日本地質学会が各都道府県の石を選定しました。それに合わせて、滋賀県の石(湖東流紋岩、トパーズ、古琵琶湖層群の足跡化石)を琵琶湖博物館に収蔵されている標本で紹介します。
田上山で採取された2.6kgの赤いトパーズ(この標本のみ6/12まで)などが展示されます。
*県の石について
日本の地盤など地質を研究する学会の「日本地質学会」が、平成28年5月10日に、各都道府県の特徴的で学術的に重要な石を、県の石、として発 表しました。県の石は、岩石、鉱物、化石、のそれぞれについて選ばれました。滋賀県については、岩石では「湖東流紋岩」、鉱物では「トパーズ」、化石では 「古琵琶湖層群の足跡化石」が選ばれています。
「湖東流紋岩」は、滋賀県東部に分布する岩石で、約7000万年前の火山噴火活動でできた岩石です。安土や永源寺などの風景を担っている岩石でもあります。
「トパーズ」は、宝石にも使われる日本名「黄玉」で、その産地である田上山は、明治の時代から全国的に有名でした(現在は採取が難しくなっています)。他に比良山などでも見つかっています。
「古琵琶湖層群の足跡化石」は、古琵琶湖の時代(400万年前から40万年前)の動物相を知る上で重要で、1988年に湖南市の野洲川河床で見つかったことをきっかけに、日本全国でこの時代の足跡化石の研究がすすみました。
◎琵琶湖博物館ホームページより
さすが琵琶博、アクションが早いですね。
県の石選定からすぐの展示です。
展示は7/6までですが、行くなら2.6kgのトパーズ見たいですよね。
6/12までの限定展示で、もったいぶるなぁと思ってしまいますが、「資料保護」のためのようです。
劣化したりするんでしょうかね?
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(ぺっこ)