【栗東市】体育見学で生理日数を報告させていた栗東高校の問題受け、調査の結果、滋賀県内で7校が生理確認。
先日、新聞報道やネットニュース等で、栗東市にある滋賀県立栗東高校の体育教諭が水泳の授業を見学する女子生徒に生理日数を口頭で報告させていた事実が発覚し、地元では激震が走りました。
この問題を受け、滋賀県教育委員会が各校に実態調査をしたところ県内7校の高校と特別支援学校で見学理由が生理かどうかを確認していたことが28日に分かったことが、新聞報道で分かりました。
ただ、この7校のケースでは見学理由を記載する体調管理票に生理を選択する欄を設け、文書で提出させたり、口頭で確認するケースでも、他の生徒や教諭のいないところで、女性教諭が聞き取るなど、一定の配慮がされていたため、県教委は適切な指導の範囲内で指導の対象にはならないとの判断をしているようです。
栗東高校のケースでは、4〜5年前から、複数の教諭や男子生徒にも聞かれる状況で口頭で報告させるなど、生徒のプライバシーや人権に配慮したものではなかったため、教員の配慮の意識の低さを認め、同校に改善を指導したと報じられています。
草津・栗東エリアを生活拠点とする者としても、女性としても、今回の報道は残念ではありましたが、今後は、今回の報道を通して、同校はもちろん、全国の学校で女性の気持ちに配慮した対応がなされるよう改善されることを望み、期待したいと思います。
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(いちご大福)